2024年の予定
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(救世軍万国本営サイト2010年7月29日付)
2月下旬に広範囲な壊滅状態をもたらした地震と津波の被災者のためにチリの救世軍は引き続き奉仕している。支援はチリの中部と南部、タルカ、ランカグア=ドニイウエ、サンタ・クララ、ディチャトそしてカレタ・トゥンベスに集中している。
寒くて天候の悪くなりがちな冬の間、2つの配食プログラムが実施され、高齢者および危機に陥っている世帯を助けている。災害の中で失われた衣類その他の必需品について、救世軍は確保でき次第、新しいものを提供している。仮設住居や仕事を提供する構想も実施されている。
いくつかの地域では女性による複数の支援グループが設立され、人々が心配事を打ち明けることができる機会を提供している。その扱うほとんどの事例は彼女たち自身と同様の、生活上の停滞ということである。これらのグループは支援と奨励のための連絡網を新たに作っている。
カレタ・トゥンベスは海岸の集落であるが、地震に続いて発生した津波によってほとんど洗い流されてしまった。救世軍は村の漁師たちに新しい舟を提供し、彼らは仕事を再開することができた。舟はさらに求められている。
地元の顔役や政府機関の責任者との接触は現在も続けられている。
損害を受けた救世軍の土地建物を拠点としたプログラムは、減らされた面積の中で実施されている。エル・ファロは、サンティアゴにある男性用宿泊施設であるが、地震による損害が深刻であるため、すべてを建て直す必要がある。
救世軍士官たち、兵士たち、そして災害支援に携わっているスタッフは、同胞であるチリの人々をこの困難な期間中ずっと助けるという、その勇気と配慮と決心を実際に示してきた。助けを受けた人々からは多大の感謝の念が示されている。物質的な必要が満たされたということについてだけではなく、心の慰安が与えられたことについても。
(救世軍国際緊急サービス)ビル・バーソー少佐 報
バーソー少佐は現在チリにあって、現地の救世軍チームに助言している。
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