2024年の予定
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9月19日、救世軍のブライアン・ペドル大将は英国のエリザベス二世女王の国葬に参列しました。
エリザベス女王は長年、救世軍の働きに深い理解を示してくださり、1965年、英国での救世軍100周年記念集会への出席や、数々の施設の開所式にご臨席くださいました。2020年12月、コロナ禍の中で人々の生活を支えている人々に対し、英王室から感謝を表す行事がウィンザー城で開かれた折には、救世軍の代表者も招かれ、救世軍の支援活動への感謝をいただきました。その際、救世軍のブラスバンドがカロルを演奏しました。
女王陛下の死や葬儀を通し、彼女の信仰に改めて光が当てられています。「長いか短いかを問わず、私の全生涯を国民への奉仕に献げます」という若き日の誓いを、神の助けと力によって真実に果たし続けた生涯は、クリスチャンとしての力強い証しとなりました。
パキスタンでは、今年6月から続く豪雨が引き起こした洪水で、3,300万人以上が被災、死者が1,300人を超えるなど深刻な被害が出ています。パキスタン史上最悪と言われるこの災害を受け、救世軍は他の関係機関と緊密に連携しながら、被災した人々への支援に取り組んでいます。
南西部のバルチスタン州では、被災した500世帯を対象に、食料品や衛生用品を配布しています。ピシンとウメダバードの2地域は洪水の影響が大きく、救世軍が連絡をとり救援に入るまでは、多くの人が何の支援も受けられない状態で危険にさらされていました。北西部のカイバル・パクトゥンクワ州では、多くの人命が失われました。ここでは約600世帯への支援をおこなっています。また南東部のシンド州では、カラチのスラム街やダドゥ地区を中心に、550世帯を目標に食料や衛生用品の提供を含む支援がおこなわれています。
豪雨によって多数の道路や橋が破壊されており、物資を届けることに困難がありますが、救世軍の緊急対応チームとボランティアは、現地でさらなるニーズを調査しながら活動を進めていきます。
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