2024年の予定
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今年2月に発生したトルコ・シリア地震は甚大な被害を引き起こしました。救世軍はトルコやシリアで直接の活動拠点がないため、両国で活動している非政府組織(NGO)とパートナーシップを組み、以下の救援活動のための資金の援助をしています。
「ゾア(ZOA)」は2015年からシリアで活動している団体でダマスカスとアレッポに事務所があります。地震発生後、ゾアは、地元の協力者と共に、食料、水、避難所でのマットレスや毛布の提供、現金支給、また、建築技師のチームを雇い、家の安全性を確認するための建物訪問を実施しています。ゾアが食糧と運営を支援しているアレッポの緊急避難所に両親と弟と一緒に避難しているハンナさんは、家の建築検査が終わり帰れる日を待っています。
日本の救世軍での募金は米国の救世軍を通し、現地での支援活動に用いられています。米国の救世軍の国際支援機関SAWSO(Salvation Army World Service Office)は、「コンボイ・オブ・ホープ(Convoy of Hope)」と協力し、トルコとシリアの被災地(サンリルファ県、ガジアンテプ県、ハタイ県、アディヤマン県、マラティヤ県)で物資を配布しています。人々は食料、水、衛生用品、赤ちゃんのケア用品を受け取っています。5月半ばまでに、23,760人に食料セットを提供してきました(237,600食分)。各家族用の食料セットには、米、レンズ豆、パスタ、小麦粉、油など、必要な食料品が入っています。
「アフリカの角」と言われるアフリカ東部の地域では、ここ数年、深刻な干ばつが続いており、内戦や紛争などの政情不安も重なって、食糧危機が発生しています。ケニア東部の救世軍では、SAWSOと協力し、食料品セットや衛生用品を配布し、ニーズを抱えるコミュニティへの支援をおこなっています。
韓国の救世軍は今年、創立115周年を迎え、4月30日~5月7日に世界の救世軍のリーダーであるブライアン・ペドル大将夫妻を迎えて記念集会をおこないました。
韓国の救世軍は2012年からカンボジアに士官(伝道者)を派遣しており、4月30日にはプノンペンで、カンボジア伝道11周年を祝う礼拝をし、122人の人々が新しく救世軍の兵士(信徒)となりました。また、カンボジアで初めてとなる士官の任官式がおこなわれました。5月4日からは韓国で、伝道集会や記念礼拝、賛美集会などがおこなわれました。多くの人々が集い、大将夫妻は、すべての兵士が神の召しに従い、聖なる生活を送るように、とメッセージをしました。
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