2024年の予定
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8月末から9月初め、新学期が始まるのを前に、ルーマニアの救世軍では貧困家庭の子どもたちに学用品の入ったバックパックの配布をおこないました。受け取った一人の女の子は、学校に行くために必要な物が何もなかったが、お祈りが聞かれて品物が届いた、と、とても喜んでいました。
ルーマニアの救世軍では子どもたちの教育支援に力を入れています。その対象は、貧困ライン以下の家庭で育ち、学校を続けられなくなる危険性の高い子どもたちです。ブカレスト、クラヨーヴァ、バカウなど6都市に住む、貧困と社会的排除の危険にさらされている5~15歳の子どもたち、16~18歳の若者たち240人(うち35%は差別されたロマ・コミュニティや人身取引の危険にさらされている家庭の子どもたち)に対して、温かい食事、学用品や衣服の提供、健康教育、さらに、保護者に対する社会支援サービスを提供することにより、退学を防ぎ、教育を受けられるように活動を進めています。
ヨハネスブルグ市中心部で8月31日未明、5階建てビルの火災が発生し、12人の子どもを含む74人の死亡が確認され、負傷者も多く出ました。近隣の救世軍の小隊(教会にあたる)から士官(伝道者)が現場に赴き、食料、水、衣類などを届け、愛する人を失った人々と共に祈り、心のケアにあたりました。支援活動は他のNGO、教会、自治体と協力しておこなわれました。
火災のあったビルはかつてビジネス街だった場所にあり、経済苦にある人々の非公式な住居として使われており、住んでいたのはほとんどが他のアフリカ諸国からの移民だったということです。救世軍では、住む場所を失った人々へ今後も支援を続ける予定です。
ブルガリアの救世軍ではウクライナ難民の人々への支援を続けています。9月16日には、プロヴディフの街に住む約85家庭に、子どもたちの入学シーズンに向けたクーポン券を提供しました。
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