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国際ニュース
2023.12.01(金)

世界をみつめて – 最新ニュース2023年12月

〈南アフリカ〉創立140周年記念集会

 救世軍南アフリカ軍国(エスワティニ、レソト、セントヘレナ諸島、ナミビア、南アフリカ共和国から成る)は創立140周年を迎え、9月末、世界の救世軍のリーダーであるリンドン・バッキンガム大将夫妻の指揮で記念集会をおこないました。大将夫妻はクワズールー・ナタール州の超教派の教会評議会リーダーや自治体の指導者たちと対談しました。また、救世軍の運営する「ジョセフ・べインズ・チャイルド&ユース・ケア・センター」を訪問し、施設の100周年を共に祝いました。この施設は0歳から18歳までの子どもと青年たちの生活を支援し、現在は80人が利用しています。23日には野戦(街頭での小集会)をおこない地域の人々に出会う時となりました。日曜日の記念礼拝には多くの人々が集い、様々な音楽で賛美が献げられ、大将夫妻を通して聖書のメッセージが語られました。

〈バングラデシュ〉子どもたちへの教育支援

 バングラデシュの救世軍は、暴力にさらされるリスクの高い少女たちを支援するために活動しています。貧しい住環境の地域で子どもクラブを運営し、女児と男児を対象に、個人の健康と衛生、ジェンダーに基づく暴力防止、「前向きな男らしさ」などを学ぶプログラムを実施しています。コミュニティ・リーダーとして、救世軍で学びと支援を受けた若い女性たちがクラブを運営し、近くにある救世軍の診療所のスタッフも、健康教育に携わっています。
 ここに通う女児の何人かは、初等・中等教育を十分に受けることができていません。世界では女児の5人に1人が中等教育を修了する機会が与えられていない中で、このようなコミュニティ・グループによって、少女たちは識字能力と理解力を伸ばし、基本的な教育を受けることができます。

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