東日本大震災緊急災害支援 9

救世軍本営からの報告

東日本大震災　気仙沼の幼稚園で給食活動

4月11日、東京から出発した救援チームは、途中、大きな余震があったため高速道路が通行止めになり、一部一般道を経由して午後 11時30分頃仙台小隊に到着しました。

翌12日朝早く仙台を出発し、午前11時すぎに気仙沼の愛耕幼稚園に到着。

すでに集まっていた園児のために子ども会を開催。子どもたちは用意されたお菓子釣りゲームや綿あめ、ジャンケンゲームで楽しく過ごしました。

一方で昼食の準備がなされ、ラーメン、しゅうまい、チャーハン、フランクフルト（約200食）が親子に配食されました。

園庭にビニールシートが敷かれて、温かい食事をし、楽しい時間を過ごして、余震の中、不安な気持ちでふさぎこみがちな子どもたちに笑顔が見えました。

14日、引き続き、気仙沼の愛耕幼稚園で、2回目の給食活動を行いました。

この日は、うどん・五目寿司・蒸し野菜、餃子、フランクフルトなど提供、子どもたちには、お菓子や綿あめ、そしてゲームやコルネット・ギター・タンバリンなどの演奏もなされ、保護者からもたいへん感謝されました。

気仙沼市内は依然、断水が続き、ライフラインの復旧が待たれる中、温かい食事の提供は喜ばれました。