2024年の予定
- イベント
宇賀神 努
オリンピックが始まります。技を競い、勝利を目指す中に様々なドラマが生まれます。スポーツに限らず、目標を達成するためにはリーダーの存在が大切です。その存在が良くも悪くも大きな影響を、成果にも人にも及ぼす場合があります。皆さんもクラブ活動や職場など、様々な場で様々なリーダーのもと活動し、ご自身もリーダーの役割を何かしら経験してきたのではないでしょうか。そして、理想のリーダー像があるのではないでしょうか。
では、次のようなリーダーはいかがでしょう?
◆笑顔で安心感がある。むやみに感情的にならない。
◆メンバー一人ひとりを分け隔てせず、尊重する。
◆自らメンバーに関わっていく。自分から挨拶し、声をかけるのが常。
◆メンバーに関心をもち、理解し、ニーズを知ろうとする。
◆顔を向けて人の話を聞く。話を聞く機会をつくる。
◆メンバーからの問いかけには必ず答える。
◆意識して人と人とを結び付ける。そのネットワークは外部に広がる。
◆メンバーを信頼して役割を任せる。チーム一人ひとりを活かす。
◆成果を認めて、メンバーと祝う。
◆約束を守る。誠実。
◆謙遜。威張らない。自分の手柄にしない。
◆正直で心を開いている。泣いたり、笑ったり人間味がある。
◆自分もメンバーも同じ人間で、弱さもあるし、失敗もすると理解している。
◆自分が間違っていたら謝る。人のせいにしない。自己防衛をしない。
◆リーダー自身にも仕える人がいて、その人に忠実。
◆明確なビジョンをもち、メンバーと共有する。変化を歓迎する。
◆状況をあらゆる面から把握し、的確な意思決定をする。
◆明確な指示を適切なタイミングで出す。メンバーを迷わせない。
◆締めるところは毅然と締める。
他にも挙げられるかもしれませんが、皆さんも周りにこれらに当てはまるリーダーが思い浮かぶのではないでしょうか。メンバーから信頼と尊敬を得て、影響を与える人です。
聖書には、究極のリーダーの姿が記されています。それはイエス・キリストです。イエスは言われました。
あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、
いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。
マルコによる福音書10章43、44節
イエスは世界のすべてを創造した神でありながら地上に人として来られました。無力な赤子の姿で生まれ、罪は犯さずとも、人間の弱さも痛みも理解してくださいます。一人ひとりを大切にし、とことん愛し、謙遜に仕えるリーダーです。分け隔てせず、優しい笑顔で、自ら人に関わってくださいます。その言葉には権威があり、真実です。人々が使命を果たせるように、知恵と力を授けて導いてくださいます。
このリーダーに従う時、弱い時にこそ力が与えられ、必ず最善の道に導かれます。このリーダーを手本とする時、愛のチームが生まれ、目標に向かって進むことができます。例に挙げた理想像はイエスにあるものです。そして、WWJD(What Would Jesus Do)? イエスだったらどうするだろう? この問いかけをリーダーたちがするだけで大きな変化が生まれます。
そして何より、イエスは、私たちの罪を解決するため、身代わりに十字架にかかられ、その死に打ち勝たれました。このイエスを信じ、従う時、私たちは天の国に入るという究極の勝利にあずかるのです。
究極のリーダー、イエス・キリストと共に人生を歩んでみませんか。
(救世軍杉並小隊〔教会〕所属)
あなたの支援で
救える人々がいます
あなたの小さな心遣いで貧困や病気に苦しんでいる人、教育を受けられない子どもたち、災害の被災者などを助けることができます。あなたの想いを彼らに届けることができます。ご支援という形で寄付に参加してみませんか。
寄付をしてみる