2025年の予定
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2022年2月にロシアによるウクライナへの大規模な侵攻が始まり、3年が経過しました。ウクライナでは690万人以上の人々が難民として国外に逃れ、国内では約370万人が故郷を離れて避難をし、1,200万人以上が人道支援を必要としていると推定されています(2025年2月時点)。戦闘の長期化により、人々にはうつ病、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、パニック発作、不眠症、自尊心の低下、以前は楽しかった活動に喜びを見いだせないこと、将来への不安や恐怖など、深刻なメンタルヘルスの問題が生じています。ウクライナの救世軍は、人々の精神的、身体的、社会的な健康をサポートするための活動を続けています。
ドニプロの小隊(教会にあたる)では、女性のためのプログラムを実施しています。聖書の学びや、料理、アートセラピーやスポーツなどを通して穏やかな時間をもち、また、参加者が互いの経験を語り合い、ストレスに対処する機会となっています。これらのプログラムは人とのつながりを生み、孤立を防ぎます。また、子どもたちが安全に過ごすことのできる放課後クラブやスカウト活動、音楽クラスなどもウクライナ各地で実施しています。
2月24日には世界の救世軍のリーダーであるリンドン・バッキンガム大将が、戦禍の中にある人々の平安を祈り、各国の指導者たちへ平和の実現を呼びかける談話を述べました。
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