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救世軍緊急災害支援チームはネパールで大規模な物資の配布に着手し、山間の僻地の村に必需品の食料を提供しました。
チームのメンバーは地元ボランティアの協力を得てカトマンズで米、豆粉、食用油、食塩をトラックに積み込み、シンドゥパルチョーク地区に運びました。カトマンズに近いこの地区はネパールで最も開発が進んでいない場所のひとつです。
地震のため陸路の移動は困難を極め、チームとボランティアと救世軍米国西部軍国の撮影班は4時間以上かかって深夜に目的地に着きました。旅行者向けにバンジージャンプやボートの急流下りを提供していたリゾート施設を配布拠点としました。近年この場所は急流下りで大変人気となっていました。
徒歩でしかわたれない160メートルの橋を通って重い配布品を運ぶ作業を行いました。リゾート施設のオーナーは支援活動に協力的で、配布物資の倉庫として施設の一部を救世軍に提供し、チームに宿泊と食事を提供してくださいました。
配布は翌日の午前に開始され、2時間近くかけて米6,750キロ、豆粉1,125キロ、食用油450リットル、食塩225キロを9つの村の445世帯に配布しました。どの世帯も山間の僻地にあり、受け取った物資を持ち帰るのに何時間も山道を歩かなければなりません。そうした困難にもかかわらず、物資を受け取った人々は支援を心から喜んでおられました。
万国本営緊急災害支援部の現場責任者ダマリス・フリックは、「やすみなく働いてくれた現地や海外からのメンバーに心から感謝します。また、この大切な働きに募金を寄せてくださった世界の人々や各国の救世軍に感謝します。みなさまの支援により445世帯の人々が今晩とこの先の分の食事を得ることができました」と述べています。
救世軍万国本営ニュース配信 2015年5月11日
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