2024年の予定
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日本人で最初の救世軍士官(伝道者)山室軍平の生涯を描いた映画『地の塩 山室軍平』(東條政利監督、英題・THE SALT OF THE EARTH)が、英国で開催された「ロンドン I WILL TELL 国際映画祭」(8月30日~ 9月9日) で、「ヴァンガード賞」を受賞しました。また、山室軍平を演じた森岡龍さんが主演男優賞を受賞、軍平の妻・機恵子を演じた我妻三輪子さんは主演女優賞候補にノミネートされました。
授賞式には、オンラインで東條政利監督、森岡龍さん、我妻三輪子さんが登壇。審査員は、「この映画は、信仰をもつ1 人の男の葛藤と情熱を描いた、まれに見る映画だ。信仰的な映画だが、そのメッセージは、クリスチャンでない人や宗教をもたない人にも理解できる」と講評しました。
東條監督は、受賞スピーチで「自分は山室軍平の生涯から霊感を受けた。山室の抱いた信念を日本の人々に知ってもらいたいと願い、この映画を製作したが、この作品が海外に渡っていることに驚いている」と語りました。
また、森岡さんは受賞スピーチで、「山室は使命に生涯を尽くし、大きな感化を残した。山室は『最も大いなるものは愛である』と言った。この作品を通して、困惑と不確かさに満ちた世界に、愛のメッセージが伝わることを願う」と話しました。
〇東京・錦糸町にある江東小隊(教会にあたる)では、3月と5月~ 6月初めまでおこなった「こども給食」を再考し、定期的(毎月第3金曜日)に「こども食堂 マナ」を開催することになりました。栄養豊かな食事を安価で提供し、コロナ禍にある子育て家庭を支援するとともに、近隣のニーズに応えていきたいと願っています。
「こども食堂 マナ」の第1回が、9月18日におこなわれました(当分弁当での食事提供の予定)。食事支援の再開を楽しみにしていた、との反響や、活動に賛同して寄付をしてくださる方があり、50食が完売しました。
今回、かつて救世軍の保育園があった砂町銀座商店街の天兵様と梅村様、東宝青果様が、弁当の食材提供に協力してくださいました。
また、食事支援活動のために、フードバンクBOX(家庭にある賞味期限内の余剰食品等を回収)を入口に設置し、地域からの食品提供の協力を募っています。
西アフリカのリベリア共和国は、現在就学率4%、識字率48~52%という現状にあり、子どもたちへの教育が深刻な課題です。救世軍は、1992年に学校を設立し、青少年に良質な教育機会を提供してきました。コロナ禍ではオンラインなどの在宅学習のための環境を整備し、現在は、最終学年の生徒のみ校舎に迎え、約9 割が登校しています。これからもさらに安全で、有意義な学習体制を構築していきます。
(写真・学校に入る前に手を洗う生徒等)
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