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国際ニュース
2008.05.21(水)

ミャンマーのサイクロン災害被災者支援 2

救世軍万国本営サイトの記事より

救世軍国際緊急サービスの代表がミャンマー(旧ビルマ)へ向かう

(救世軍万国本営サイト 2008年5月21日付)

救世軍国際緊急サービスの担当士官マイク・キャッフル少佐はミャンマーへの入国ビザを与えられ、すでに動いている現地のチームを支援し助言するために同国へ向かっているところである。ミャンマー国内への支援をすることが困難である中、同国内の救世軍要員はサイクロン「ナルギス」から数時間のうちに行動を起こし、被災者の支援のために懸命に働いている。

シンガポール・マレーシア・ミャンマーの救世軍指導者であるデイヴィッド・ブリンガンズ中将が電話で報告してきた。「ミャンマーにいるわたしたちの同胞は、彼らの国にサイクロンが襲来して以来、疲れる間もなく働いています。ヤンゴン(ラングーン)とその周辺および近郊の被害深刻な小集落に、4つのチームが支援物資を届けています。安全な水、食料、仮設住居資材の提供を優先事項として働きが続いています。」

広く報道されていることだが、支援ワーカーのビザを得ることが困難で、救世軍がミャンマーの外側からさらなる支援を行う可能性が妨げられている。この軍国の指導者はシンガポールを本拠としているが、ビザを得てミャンマーを訪れチームを支援することは彼でさえできないのだ。

キャッフル少佐がミャンマーに到着すれば、さらなる支援、即時的なものと長期的なものについて計画を立てるための調査が実施される。もっとも緊急な課題は、緊急で必須の対応を現地チームがどの程度までできるか、この先最も適切で必要とされる活動について、彼らと共に策定することである。

救世軍と連携することに興味を示している、他の主要な人道支援団体との話し合いがすでに行われている。ミャンマーへの入国で困難を抱えている団体がほとんどである中、いくつかの組織は同国内における救世軍の組織基盤(infrastructure of The Salvation Army) と影響力を最大限活用できることについて謝意を示している。

キャッフル少佐は言う。「入国と物資の面で困難が発生していますが、ミャンマー訪問でわたしが希望しているのは、すでに現地で動いているチームを支援することであり、また、この災害で深刻な被害を受けた人々が回復するための、次の段階の計画について国際的な救世軍全体の助けとなることです。」

国際緊急サービス 報

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