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国際ニュース
2021.06.01(火)

世界をみつめて – 最新ニュース2021年6月

〈全世界〉新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下での支援

● インド
インドでは変異株により新規感染者が一日数十万に及ぶ感染爆発が起きています。マハシュトラ州の救世軍エバンゼリン・ブース病院では、コロナ患者に無料の治療を提供しています。アーンドラプラデーシュ州の救世軍エバンゼリン・ブース病院では、救急車のサービスを開始し、患者を搬送しています。グジャラート州の救世軍エメリー病院、タミル・ナードゥ州ナガルコイルの救世軍カサリン・ブース病院、パンジャブ州の救世軍マクロバート病院などでも、コロナへの対応をおこなっています。

● ガーナ
救世軍アーバンエイド診療所は、地域の保健機関と協力して住民へのコロナワクチン接種を開始しました。医療従事者、学校の教員、重症化リスクの高い病気をもつ人、社会的に脆弱な人から優先的に接種をおこなっています。

 

〈全世界〉現代の奴隷制と人身取引への取り組み

米国ニューヨークの救世軍国際社会正義委員会(ISJC)は、現代の奴隷制と人身取引に関する報告書「自由の根(Roots of Freedom)」を発行しました。世界で数百万人の男女と児童が現代奴隷制と人身取引の犠牲者となっていることを統計資料で示し、被害者の救出と回復のための支援策について提言しています。昨年から今年にかけて救世軍は86の国と地域に人身取引対策担当者を任命し、行動計画を策定して、人身取引の根絶に向けた取り組みを進めようとしています。報告書はsar.my/rootsoffreedomからダウンロードできます。

 

〈全世界〉救世軍のオンライン学習コース

世界の救世軍で働く人々が、専門分野の理解とスキルを高め、効果的な仕事ができるよう支援するオンライン学習プロジェクト「ラーニング・パスウェイ」がスタートしました。カナダの救世軍ブース大学との提携で進められ、地域開発プロジェクトの調査・立案・実施・管理運営についての学びを提供し、修了者にはディプロマ(修了証)が授与されます。教材は英語、フランス語、ヒンディー語、ミゾ語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語、スワヒリ語、タミル語で提供され、救世軍の士官(伝道者)・職員・ボランティア・兵士(信徒)は、受講することができます。

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