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このプロジェクトでは、村人たちの生命と健康を守るためにいろいろな教育訓練プログラムや施設づくりがすすめられて来たが、村人の大きな悩みの種であった出産時の安全確保と乳幼児の健康を守るために2ヶ所の村落ヘルス・ボランティアセンター(VHVセンター)が建設された。
救世軍から派遣された技術者による指導監督のもと、村人たちが建設作業に積極的に参加した結果、明るく清潔感のあふれるすばらしいVHVセンターの建物が完成した。ここは村の出産センターとなるとともに、病気やケガの応急処置、妊産婦・乳幼児らの健康相談・助言などの場所にもなる。すでに村落ヘルス・ボランティアとしての養成訓練を終えた14人の村の女性たちがここで働けるようになった。
VHVセンターの竣工式は、カピリ村では2008年8月13日に、またイラバパリ村では2008年10月29日にいずれも盛大に行なわれた。各式典にはたくさんの村人が参加して完成を喜びまた感謝の言葉を表された。またガルフ州政府の幹部方、保健衛生部の専門家、近隣町村の役員らが参加したほか、JICA からはパプアニューギニア事務所の喜多村所長が、また救世軍からは日本本営の司令官吉田眞中将も参列した。今回も国営放送のケレマ放送局が広報面での積極的な予告、録音、報道等また翌日の放送等多大の協力を得た。
救世軍本営軍属 那倉基夫および樋口潔 報
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