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国際ニュース
2021.11.01(月)

世界をみつめて – 最新ニュース2021年11月

〈米国〉難民支援のために

アフガニスタン難民に対して救世軍が最善の支援を提供できることを願い、救世軍米国総司令官ケネス・ホッダー中将(写真右から2番目)は、9月に米イスラム救援協会アンワル・カーン会長と会談して貴重な助言を受けました。救世軍は宗教や信条にかかわらず、すべての人の必要に応えることを使命としています。

●「救世村」の開設
米国では、街頭生活者の増加が深刻な問題となっています。カリフォルニア州南部のハーバーシティで、救世軍は地元自治体や大学の支援を受けて、街頭生活者のための「救世村」(サルベーション・ビレッジ)を開設しました。75人分の小さな家が並ぶ敷地内にはケースワーカーとソーシャルワーカーの窓口が設けられ、社会復帰への手助けがなされます。
 
 
 

〈カナダ〉山火事被災地での支援

カナダのブリティッシュコロンビア州では8月中旬に大規模な山火事が発生し、3万世帯以上に避難命令が出されました。救世軍では現地の小隊(教会にあたる)の建物を避難場所として開放し、6つの先住民族の集落を対象に食料品を配布しました。また、消火作業に従事する消防隊員に対して食事と飲料を支援しました。
 

〈ミャンマー〉クーデター後の支援

2月にクーデターが起きたミャンマーでは政情不安が続いています。銀行、商店、病院が閉鎖を余儀なくされる中、食料品や医薬品の供給が滞っており、また、新型コロナウイルスの感染予防に必須なマスクの入手が難しくなっています。救世軍では北部のカライとタムで約1,700人を対象に豆粉、米、調理油、絆創膏、解熱錠剤、マスク、消毒液等を配布しました。
 

〈オーストラリア〉従軍牧師の働き

いくつかの国で救世軍は従軍牧師の働きもしています。オーストラリアの救世軍士官(伝道者)のペンニ・ローデン少佐(写真右)は、オーストラリア国防軍の従軍牧師としてブリスベーンやキャンベラなどの駐屯地でおもに軍人の配偶者や家族へのケアに携わり、このたび国防軍から15年の永年勤続章を授与されました。

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