救世軍が向き合う問題は世界に数多くあります。貧困・災害・教育・人身取引など、私たちはこれらの問題を深く知る必要があります。そしてこれらの問題から目を背けず、苦しんでいる人々を救うために日々活動をしています。
日本に住む皆さんも世界で何が起こっているかを理解し、もし可能であればご支援をしていただけたら幸いです。
※2022年の購買力平価に基づき、国際貧困ラインを1日2.15ドルで計算
出所:Regional aggregation using 2022 PPP and $2.15/day poverty line
https://hdr.undp.org/content/2023-global-multidimensional-poverty-index-mpi#/indicies/MPI
南アジアやアフリカを中心として、現在世界では11億人(2023年時点)が必要最低限の生活水準が満たされていない貧困の中で生活しています。これは世界の人口14.3%にあたります。これらの国々では子どもたちが水や衛生施設、栄養や初等教育を欠くなど社会から取り残されているおり、後々の人生に大きな影響を及ぼします。
出所:内閣府 https://www.bousai.go.jp/kokusai/kyoryoku/world.html
世界各地では地震、津波、洪水、干ばつ、台風などの自然災害により、多くの命が奪われ、それまでの生活基盤が一瞬にして破壊され、生活が脅かされています。その数は年間およそ1億6,000万人とされています。この災害による犠牲者の大半が低所得国、中低所得国に集中しており、災害と貧困の悪循環が課題となっています。またこれらの国では多くの犠牲者が子供たちといわれ、危機的状況を生き抜くことができても、生活環境が破壊された状況では、その後の生活も厳しいままです。
出所:非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン https://www.worldvision.jp/children/trafficking.html
世界には弱い立場にある人々に対して強制労働、性的搾取、臓器摘出などの目的で人を取引したり、他の人の支配下に置く人身取引が横行しています。被害に合っているほとんどは女性や子どもです。その被害者数は4,030万人と言われていますが、人身取引は私たちの見えない裏側で行われていることから、これよりもより多い数の人々が人身取引の被害に遭っていると考えられています。
出所:UNICEF https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_act02.html
世界には小中高の学校に通うことができない子どもがおよそ2億4,400万人いると言われています。その多くの子どもたちはアフリカで暮らしています。これには制服やノートなどの教育に必要なものがない、金銭的な理由から働かなければならない、紛争で学校に行くのにも危険が伴う、学校が近くにない、先生がいないなどの多様な理由があります。未来の世界の発展のためにはこれらの子どもたちが教育を受けることは不可欠です。
あなたの支援で
救える人々がいます
あなたの小さな心遣いで貧困や病気に苦しんでいる人、教育を受けられない子どもたち、災害の被災者などを助けることができます。あなたの想いを彼らに届けることができます。ご支援という形で寄付に参加してみませんか。
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