救世軍では、出島全域を網羅する放送設備の設置を進めてまいりました。この度設置された地域を災害対策室仙台分室の本村大尉夫妻が視察して参りました。
先の津波により、島内にあった緊急放送設備が流されてしまいました。浜や海上で作業をしている漁業者に、津波警報などを知らせたり、島内に病院がありませんので急病人けが人が出た場合も搬送船に連絡する為に使われていたものです。これを救世軍で建設支援をいたしました。
従来は有線でしたが、今後の設備維持のコストを考え無線式になりました。高台にある住宅と浜、海上に同時に連絡をすることが可能となります。放送設備は、島内の出島地区、寺間地区共に設置されました。