2024年の予定
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11月16日から26日にかけてニュージーランドから来日したウエリントン・シタデル・バンドの日本公演では、広島、大阪、浜松、東京、前橋、宇都宮の各会場に大勢の方々にご来場いただき、心より感謝いたします。
その音色の美しい響きと共に、アンコールでの合唱の歌声は、多くの人々の心に深く印象づけられたことでしょう。
なお浜松での公演は、来年1月に地元のケーブルテレビ局を通じて放送されるとのことです(詳細は後報)。
ウエリントン・シタデル・バンドのメンバーは、今回の公演を通じてお会いした方々、大阪と東京で行われた日曜礼拝(聖別会)、またバンド・クリニックなどでお会いした方々との温かい思い出を胸に、11月26日(月)の夕方、ニュージーランドに向けて成田国際空港から離日いたしました。
ニュージーランドからやって来たウエリントン・シタデル・バンドは、ウエリントン市にある救世軍の小隊に所属するバンドです。2007年11月、3度目の来日公演を行っています。ツアー巡回地は広島、関西(茨木)、浜松、東京、前橋、宇都宮。写真にて報告いたします。
メンバーは11月16日(金)夜、関西国際空港に到着、そのまま広島へ向かいました。
翌17日(土)原爆資料館を見学し、平和公園の慰霊碑と原爆ドームの傍らで追悼演奏。
午後、ゲーンスホールでの公演を行いました。救世軍広島小隊で夕食の後、大阪へ。
18日(日)午前は救世軍大阪セントラルホールにて日本の救世軍人と一緒に日曜日の礼拝(連合聖別会)に参加。
午後、茨木市でチャリティ・コンサートを行いました。(主催: 茨木ライオンズクラブ)
広島、大阪(茨木)での公演を終えて、11月19日(月)、ウエリントン・シタデル・バンドのメンバーは京都を訪れました。午前中に二条城と金閣寺を見学して、浜松へ移動。
20日(火)、浜松公演は多くの協力に支えられた成功となりました。1979年の初来日公演時にウエリントン・シタデル・バンドと出会った人々(浜松ブラスバンド)が全面的に協力し、コンサートの中で同バンドとの共演もありました。地元のケーブルTV局が公演を収録し、2008年1月に放送が予定されているとのこと。
21日(水)、指定席チケットが完売となっていた東京公演。バスをチャーターして訪れたグループや、たいへん遠い地方から東京まで来て、演奏を聴かれた方もありました。多くの聴衆が詰めかけ、当日券を求める人々の列もありました。その演奏は聴衆の耳と心をとらえ、アンコールの拍手はなかなか鳴り止まず、アンコール最後の男声合唱(賛美歌)は、聴衆に大きな感動を与えました。
22日(木)、前橋の共愛学園におけるスクールコンサート。年一回の「音楽(芸術)鑑賞授業」として行われました。英語クラスの生徒はニュージーランド派遣プログラムがあることから、花束贈呈時に生徒たちが2階席からニュージーランド国家を歌いだすと、WCBメンバーも表情を緩ませて一緒に歌う一幕もありました。
23日(金)の宇都宮公演は「栃木県ブラスバンド研究会」が受け入れてくださり、チケット販売に努めました。コンサートに先立って、青少年のブラス愛好者との合同練習会も行われ、コリングス楽長がていねいに基礎練習を導きました。午後のコンサートは最後の公演でしたが、多くの聴衆が「ベルベットサウンド」を楽しみました。
11月24日(土)午前、ウエリントン・シタデル・バンドは東京・清瀬にある救世軍の社会福祉施設と病院を訪問。各所に分かれて短い演奏の後、11時15分から清瀬小隊前で野外コンサートを行いました。
24日(土)午後は東京・神保町の救世軍山室軍平記念ホールにて「ブラス交流および練習会」が行われました。ウエリントン・シタデル・バンドと一緒に演奏ができるこの機会に100人以上の参加者があり、児童や学生のほか大人の経験者も交えて、合奏は盛大で力強いものとなりました。
翌25日(日)午前、バンドは日本ツアー最後の公開演奏機会となる「救世軍連合聖別会(東京)」に参加しました。会場はニッショーホール。子供が飛び入りで参加した「おもちゃの交響曲」など、楽しい演目とともに、会衆賛美の伴奏や信仰の奨励となる演奏もあり、この音楽的な集会は救世軍ウエリントン市小隊のマーク・エネヴァー大尉(小隊長)のメッセージによって締めくくられました。
この日の午後は東京の救世軍人との昼食会があり、夜には今回のツアーを支えてくださったスポンサー企業提供による夕食会が行われました。
11月26日(月)午後、ウエリントン・シタデル・バンドは11日間の日程を終えて帰国いたしました。救世軍ウエリントン市小隊所属のバンドとして引き続き活躍しています。
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