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救世軍最高会議は、2013年8月3日、アンドレ・コックス中将(前・参謀総長)を、第20代救世軍大将に選出しました。
新大将の発表と紹介は、会議の議長を務めたウィリアム・ロバーツ中将によっておこなわれました。
第20代大将として選ばれたアンドレ・コックス中将は、最初の挨拶で次のように語りました。
「聖霊の臨在の中でおこなわれたこの会議のゆえに神に感謝します。厳粛な任務が私たちの肩に置かれました。……
私は、救世軍がこの世で良いことを推し進める存在として知られるようになり、私たちが仕える地域社会を積極的に変革させる存在として前進するようにと祈ります。……
私たち救世軍人は、階級にかかわらず、私たちが宣べ伝えている霊的なものに価値を置き、私たちを導いてくださる方に従って生きるべきです。私たちは福音の宣言者として召されたのです。」
今回の最高会議は、リンダ・ボンド大将が6月13日に引退したことにより、招集されました。会場となったルネッサンス・ロンドンヒースロー・ホテルに、現役の中将と各軍国の指導者107人が招集されましたが、そのうち、男性は55人、女性は62人でした。
日本からは、司令官勝地次郎中将と軍国女性部会長勝地佳子中将が出席しました。(通訳:山谷真少佐、中島美和中尉)
会議は7月29日から始まり、まず議長の選出がおこなわれました。ウィリアム・ロバーツ中将(アメリカ総司令官)が議長として選ばれ、以後の会議を導きました。
会場には、サンベリー・コートから恵の座が運ばれ、中央の目立つ場所に据えられました。会議は聖霊の導きを求める祈りのうちに進められました。そして、3日目の会議で、大将候補として6人が指名され、うち一人が辞退、5人が指名を受け入れました。
会議5日目には、各候補者のスピーチがなされ、6日目の8月3日、最高会議員による神聖な投票がおこなわれました。その結果、アンドレ・コックス中将が選出されました。続いて、法的な手続きがなされ、正式に中将が第20代大将に決定しました。
最高会議の進行模様は、毎日インターネットで全世界に配信され、救世軍人が祈りつつ経過を見守っていました。新大将の発表も、ウェブでライブ映像として発信されました。
アンドレ・コックス大将略歴
アンドレ・コックス大将は、英国人の父、スイス人の母の下に、ジンバブエのハラレで生まれた。59歳。子ども時代をジンバブエ、そして英国で過ごした。その後、スイスに移り、1976年、シルヴィア・ヴォレーと結婚。夫人とともに、スイス及びオーストリア軍国のジュネーブ第一小隊より献身し、1979年に救世軍士官として任官される。
スイス及びオーストリア軍国の小隊長としての働きの後、1987年よりジンバブエ軍国で、本営広報部、また財務部長として奉仕。1997年、スイス、オーストリア及びハンガリー軍国の広報部長、財務管理部長として奉仕。2005年、フィンランド及びエストニア軍国司令官、2008年、南アフリカ軍国司令官、2012年、英国及びアイルランド軍国司令官を歴任し、2013年2月に参謀総長の任に就いた。
夫人のシルヴィア・コックス中将は、2013年2月に万国女性部会長の任に就き、今後もその任を継続する。
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