救世軍災害対策室より

2022年8月9日に発生した大雨により、全国各地で大きな被害がありました。あまり、報道はされていませんでしたが、この災害によって青森県西津軽郡鰺ヶ沢（あじがさわ）町では455棟が床上・床下浸水となる大きな被害が発生しています。
 

救世軍では、連携する諸団体を通して、現地、鯵ヶ沢福音キリスト教会のエリオット牧師から支援要請を受けました。同教会の被災された信徒へのサポートを通して、地域への支援活動を行っています。この支援は8月29日(月)から9月10日(土)まで継続されます。
 

鰺ヶ沢町は、浸水被害の経験が少ない地域です。これを踏まえ、この度の対応では、水害対応経験の豊かな専門スタッフが、床下に溜った泥が乾燥したあと、微細な粉塵となって健康被害をもたらす可能性についても丁寧に伝え、床を剥して泥を撤去する方法を説明しながら支援を進めています。
 

具体的な支援内容

１．人材の派遣
日頃より連携している九州キリスト災害支援センターの専門スタッフを現地に送り、床下の泥撤去、清掃、消毒を行っています。
２．支援に必要な物資の提供
床下の清掃作業に必要な高圧洗浄機、サーキュレーター、建築資材等

被災された地域をおぼえ、お祈りとご支援をよろしくお願い致します。