〈アフリカゾーン〉

● ギニア
　今年8月、救世軍がアフリカのギニアで公式に活動を始めたことが発表されました。救世軍が活動する国と地域の133番目の国です。活動開始のための最初の調査は2018年におこなわれ、2021年11月に正式に法人登録されました。イスラム教徒が多い国ですが、活動は急速に拡大しています。
● ガーナ
　ガーナの救世軍は今年100周年を迎えました。8月末に記念集会が開かれ、多くの救世軍の信徒が集い、記念礼拝や女性集会、男性集会がおこなわれました。信仰を告白する多くの人が与えられ、神に感謝する時でした。

〈ヨーロッパゾーン〉

● ブルガリア
　ブルガリアではウクライナ危機を受けて、学校が始まる9月初めに、ウクライナから避難してきた子どもたちへ新しいバックパックと文房具のセットをプレゼントしました。この危機の中にあって子どもたちが少しでも笑顔で過ごせるよう、支援を続けています。
● リトアニア、ジョージア
　日本の皆様から救世軍にいただいたウクライナ難民支援募金の資金によって、リトアニアでの支援品提供、また、ジョージアでのウクライナ難民の子どもたち100人のためのサマーキャンプを支援しました。皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
● スペイン、ポルトガル
　この２つの国での救世軍の働きが今年50周年を迎え、9月にリスボンで記念集会がおこなわれました。

〈南アジアゾーン〉

● パキスタン
　今年6月から続く豪雨が引き起こした洪水で甚大な被害が出た、南西部のバルチスタン州、北西部のカイバル・パクトゥンクワ州などで支援をおこなっています。

〈南太平洋及び東アジアゾーン〉

● 日本
　静岡市清水区は台風15号により被災、断水の被害が出ました。救世軍では静清小隊（教会にあたる）を拠点に、9月26日、10月3日、5日と、ペットボトル水、簡易トイレ、ウェットタオル、ロングライフパン、高圧洗浄機、ドリンク剤、タオルなどを保育園や高齢者施設へお届けしました。また、地元の方々に情報をお聞きして、山深く支援物資が届きづらいという清水区和田島、中河内地区の方々へもお届けしました。被災地の速やかな復興を祈ります。

〈アメリカ及びカリブゾーン〉

● 米国
　今年の夏、異常な熱波に襲われた米国各地の救世軍では、高気温の危険性を伝えながら、休憩所を設置し、飲料水やハンディファンの配布、高齢者への訪問などをおこないました。