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国際ニュース
2024.07.01(月)

世界をみつめて – 最新ニュース2024年7月

〈日本〉
●能登半島地震被災地への支援活動―第4回給食(炊き出し)支援

 救世軍は「能登ヘルプ」(能登地震キリスト災害支援会)との連携のもと、5月15日(水)に第4回の給食支援を石川県珠洲市にておこない、珠洲市総合病院に勤務されているエッセンシャルワーカーの方々へ、温かい焼肉弁当をお届けしました。珠洲市では現在も1,900以上の世帯で断水が続いており、いまだ避難所での生活を余儀なくされている方々もあるとのことです。引き続きお祈りとご支援をお願いいたします。
 また、これらの支援活動のために東京・かっぱ橋の料理道具専門店「飯田屋」様からは、ごはんネットの寄贈を、東京・蔵前の「ドーナツもり」様からは、おいしいドーナツの提供をいただきました。皆様のご協力に支えられていることを感謝いたします。

〈豪雨災害被災地への支援〉
●ケニア

 アフリカ東部のケニアでは、3月から相次ぐ豪雨により、全土で洪水や地滑りが発生し、4月末までに少なくとも188人が死亡、行方不明者も出ているとのことです。約20万人が避難しており、多くの人々が家屋や家畜、生業を失っています。
 首都ナイロビでも大きな被害が出ており、現地の救世軍は、5月初旬にナイロビ近郊のマタレで500世帯、ンジルで250世帯分の米、豆、油や毛布、衛生用品の提供をおこないました。 現地の救世軍は、政府機関やケニア赤十字、他の教会など、様々な組織と協力、連携しながら、被災した人々のニーズに応え、求められる支援を届けられるよう、働きを続けていきます。

●ブラジル

 ブラジル南部のリオ・グランデ・ド・スル州では、4月末から続いた大雨により洪水が起き、州都ポルト・アレグレでは川の堤防が決壊し、市街地の多くが水没しました。この州では5月8日時点で100人の死者が報告され、16万人近くが避難を余儀なくされました。現地の救世軍の小隊(教会にあたる)やバザー場も被災しました。
 州の中部にあるサンタ・マリアの町では、救世軍の小隊近隣の地区で土砂崩れがあり、大きな被害が出ました。救世軍のチームは地域を訪問し、衣服、水、食料、清掃用具、衛生用品の配布をおこなっています。今後も、被災した人々に精神的、霊的なサポートを提供しながら、更なるニーズの調査を実施する予定です。

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