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昨年、タイ全土での深刻な洪水により、約25万人が影響を受け、そのうち約10万人が子どもたちと推定されています。100件以上の負傷者と2人の死亡者が報告されています。洪水と地滑りにより、約5,900世帯の家屋、生計手段、そして医療施設、学校、水源、高速道路、橋梁などの重要インフラに広範囲な被害が生じました。最も被害が大きかった地域は、チェンライ県メーサイ郡、チェンマイ県です。
チェンライ県の一部地域では水位が下がり始めていますが、多くの住民が帰宅できないなど、依然として大きな課題が残っています。冠水した道路や垂れ下がった送電線が、通信や復旧活動の妨げとなっています。救世軍の調査担当者が、チェンマイ小隊(教会にあたる)の小隊士官(牧師にあたる)や社会事業担当者と協力して調査したところ、チェンライ県メーサイ郡、チェンマイ県の最も被害の大きい地域では、数千人の人々が飲料水、主食、避難所の深刻な不足に直面していることが判明しました。
洪水被害を受けたコミュニティを支援するため、タイの救世軍は信頼できる地元のリーダーと協力して緊急支援を提供しています。この支援活動は、チェンライ県の500家族を対象に、この困難な時期を乗り越えるために必要な飲料水、食料、寝具を確実に提供することに重点を置いています。各支援パッケージには、米10kg、食用油1リットル、インスタントラーメン1箱、毛布1枚、バケツ1個、水のボトル12本が含まれています。
タイ北部の洪水は人道的危機を引き起こしており、即座の行動が必要です。救世軍は、地元のリーダーやコミュニティのメンバーと協力して、最も緊急を要するニーズに対応し、被災者の復興を支援することに尽力しています。(2024年10月30日現在)
スペイン東部で数時間のうちに1年分の雨が降った後、10月29日、バレンシア州全域で激しい洪水が発生し、数千人が孤立しました。強風や竜巻を伴う豪雨により、200人以上が命を落とし、数十人が行方不明となりました。
デニアとアリカンテにある救世軍の小隊から派遣された士官、信徒、ボランティアのチームが、デニア市議会と協力して直ちに支援活動を開始しました。小隊は衣類、水、食料を配布するために建物を開放しました。多くの洪水被害者は、道路の封鎖や車の堆積、大量の泥のため、当初は被災地へのアクセスが制限され、帰宅できない状況でした。救世軍は500リットルの水、医薬品、長靴、家屋から泥を除去するための道具、個人衛生用品、子どもや赤ちゃん用品、1トンの保存食、80リットルの漂白剤を配布しました。救世軍のメンバーは引き続き被災地を訪れ、ニーズを確認し、コミュニティに最適な支援方法を模索しています。(2024年11月7日現在)
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