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(救世軍万国本営サイト11月16日付)
チリ北部の救世軍緊急対策チームは、11月14日に同地方を襲った大地震の被災者を支援している。地震は家屋を崩壊させ、死者2人、負傷者115人を出した。本震の大きさはリヒタースケール7.7、続く余震により被害が拡大した。
救世軍南アメリカ西部軍国の書記長官、スーザン・マクミラン大佐補から報告が届いている。「震源はキジャグアのアタカマ砂漠にある小さなオアシスでした。最も被害が大きかった集落はトコピジャで、同地では2,600戸が倒壊し、それとは別に 2,500戸が基本構造にダメージを受けました。政府は集落のニーズに対応するため野外医療班を派遣しています。」
「この報告を書いている現時点で、トコピジャとマリア・エレーナの町は水が無い状態です。奇妙なことに震源地のキジャグアでは地震の被害は少ないのです。ペルー南部でもアレクイパやタクナで強い揺れがありましたが、被害やけが人などは報告されていません。」
マクミラン大佐補はさらに言う、救世軍が被災した集落の中にあるため、人々は自分の損害にめげず他の人のためにも動いていると。「救世軍は少し前にトコピジャに分隊を開設しました。一軒の家を買って改装し、士官の部屋と集会室を作ったのです。不運にもこの家は完全に倒壊しました。分隊を指揮するクラウリス・モラレス大尉は無事です。支援チームは、他の破壊された建物でもやっているように、瓦礫が撤去される前に、使えるものを分隊の建物から出して移動させています。」
「分隊の近所はだいぶやられています。カラマとアントファガスタの士官チームが集落の人々に食事を提供しています。人々はほとんどテントで生活しています。政府は何もかも失った人々のために組み立て済の仮設住居を持ち込んでいます。少なくとも再建が始められるまでは置いてくれるでしょう。救世軍士官はカウンセリングやスピリチュアルなサポートも行っています。」
救世軍国際緊急サービス 報
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