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(救世軍万国本営サイト 2008年1月4日付)
ケニアでの政情不安を避けて人々が逃げ出している中、救世軍国際緊急サービスの調査チームは隣国ウガンダへ向かっている。今後の事態への対応についてはウガンダで調整できるであろう。ケニア大統領選の結果が12 月27日に発表されたことから、深刻な法秩序の崩壊に至り、未確認であるが死者300人ともいわれる。
ケニア赤十字は、今後50万人に緊急の人道援助が必要になるであろうと発表した。救世軍ケニア軍国書記長官のケネス・ホッダー大佐補はこのように報告する。「ナイロビのスラム街で生活している救世軍士官は市内の安全な救世軍敷地内に収容されています。また、救世軍の各建物は安全面の強化を行いました。エルドレト、キスム、カカメガの各連隊本部とは緊密に連絡を取っています。カカメガでは数百人の避難民を保護し、食事を与えています。残念なことですが、現時点ではそれらの場所に行くことは実際の問題として不可能です。」
ケニア西部の政情不安はウガンダへの避難民も出している。マラバの当局筋は、選挙結果の発表以来約2,000人のケニア人が国境を越えて町中に入っていると報告している。ある人が言った。「わたしたちは778人を入国受付しましたが、他に1,000人近くが、親戚の家や付近のホテルを利用して滞在しています。」
エルイド・ナビスワ少佐は救世軍ウガンダ東部連隊の責任者であるが、ケニア国境付近も管轄している。彼は言う。「マラバとブンボ、その他、国境沿いのすべての町に大勢の人が出ています。店頭には品物がまだありますが、価格はすでに上昇しています。石油製品はほとんど無いので、運輸関係にはまもなく大きな影響が出るでしょう。基本的に必要なものは食料、避難所、石鹸です。医薬品と衣類も人によっては必要でしょう。
国際緊急サービスの担当士官、マイク・キャッフル少佐は語る。「政情不安による打撃を受けた地域において、救世軍は基本的活動と拡張的な活動において、すでに冷静沈着に対応しています。わたしたちは仲間を支えるためにできるだけのことをします。彼らが、困窮した人々に助けを与えることができるようになるために。」
ケニアの救世軍に対する寄付は「アフリカ資金」にてオンラインで受け付けている。
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