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(救世軍香港及び澳門軍区サイト 2008年5月16日付)
四川の大地震を受けて、香港の人々の気前の良さが今回も大いに発揮されている。お金を出すだけではなく、多くの人々が緊急支援活動への助力に積極的である。四川地震緊急支援活動のため、今日5月16日、当地の救世軍では4箇所(尖沙咀のスター・フェリー埠頭(天星碼頭)、観塘、沙田、中環)において、社会服務部の小集団と一般の人々が協力して街頭でのアピールを行っている。
救世軍社会服務部の所属員老若を含む100人以上のボランティア、救世軍の小隊士官、学友社・大専学生部、アマチュアの手品師が路上に立って一般の人々に寄付を呼びかけた。彼らの熱意ある貢献に対してスターバックスの提供で飲み物とスナックが振舞われた。
救世軍の災害調査チームは、中国事務部部長の温光耀少佐と香港救災官の陳喜威少佐を含む7人の働き手からなり、四川省の成都に到着した。当初の計画では最悪の被災地の一つである茂縣に到達するはずであったが、茂縣に至る道路がひどく破壊されており、中国の民政部は救世軍に対して計画の見直しを求めてきた。そこで、救世軍としては目的地を変更して別の被災地域、北川を目指すことになった。今日(2008年5月16日)チームは成都でビスケット等の食料を購入、明日(2008年5月17日)に食料を北川に届ける予定である。北川ではさらなる支援活動のために幅広い現地調査が行われる。
救世軍社区関係総監(The Salvation Army Community Relations Director)の王國清・特務曹長は言う、四川地震の被災状況はかつてのどんな自然災害よりもずっと深刻であると。去年M6.4を記録した雲南省普洱(プーアル)の地震では救世軍が震源の普洱市に到着できたのは地震発生後4日を経た時であった。四川地震はこの30余年来、中国を襲った中では最大のもので余震ですらM6を観測した。瓦礫に埋もれた怪我人を救出することは中国政府の最優先課題である。
2008年5月16日現在、救世軍は一般からの寄付金約4百万香港ドルを受けている。この支援活動のために香港特別行政府救災基金への申請も出す。救世軍が要請する補助金の額は現地調査の実施を受けて定められる。
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