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(救世軍万国本営サイト、5月19日付)
中国が四川省大地震の犠牲者のための全国哀悼日を開始したが、香港及び澳門(マカオ)軍区からの救世軍調査チームは、長期復興プログラムにとって最善の支援をどのように提供できるか、調査を続けている。
救世軍香港及び澳門軍区の総指揮官、マーヴ・ロウランド大佐補は – 中国本土での働きの責任者でもあるが – 今朝、電話で報告してきた。「中国政府の支援チームは捜索と救助の活動を終えつつあります。これからの2-3日はおそらく、捜索終了から復旧段階への区切りとなる、重要な局面になるでしょう。わたしたちの調査チームは、救世軍がよく知られている地域に滞在して、当局と連絡をとっています。復興へ向けての長期的な努力に関する計画は今週後半にはっきりとしてくるでしょう。」
中国政府による最新の統計がこの災害の被害規模を示している。四川省では、34,000人以上が死亡したと見られるが、これとは別に9,500人がまだ埋もれたままであり、約30,000人余が行方不明になっている。
救世軍の代表者たちは心的外傷カウンセリング・プログラムについて計画を策定するために、他の宗教団体との話し合いをすでに進めている。加えて、ロウランド大佐補と支援コーディネーターの王國清が今週後半に中国へ赴き、政府の民政局と会合を持ち、復興関連のニーズについて話し合う予定である。
セドリック・ヒルズ少佐(救世軍国際緊急サービス・コーディネーター)は言う。「香港の救世軍要員はまさにこの地域で活動した経験があり、長期的な復興のニーズに参与するにあたって救世軍は良い立場にあります。香港で始められた募金の呼びかけは、とても良い反応を受けています。同地での寄付金はすでに 650万香港ドル(835,000USドル)を越えたとのことです。一般の人々からのこの大きな援助、また救世軍に信頼を置いてくださっていることに感謝するとともに、被災地でのニーズはこれから拡大するであろうと、わたしたちは心を引き締めています。」
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