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(救世軍香港及び澳門軍区サイト 2008年5月20日付)
中国事務部部長の温光耀少佐と香港高級救災官の陳喜威少佐を含む救世軍の災害調査チームは先週、四川省の成都に到着した。成都から自動車で1時間ほどの、彭州市紅岩鎮の被災した3つの村(幸福村、白石溝村、八角村)に彼らは入り、地震で家が倒壊した人々に対してビスケットと飲料水を配布した。
救世軍高級救災官の陳喜威少佐は、地震の被害はひどいものだと伝えている。ほとんどの家は倒壊しており、いたるところ瓦礫だらけだという。被災前の地域の状況が分からなければ、救世軍が実地調査を行うのは難しい。被災者にとって最も切実な求めは浄水用の薬剤、手術用のマスク、ビニール手袋、軍手といった物資である。きれいな水は不可欠である。遺体を運び出す救援作業者には医療衛生用品が必要である。
救世軍は直ちに300万から400万香港ドル程度を送金し、食料、飲料水、浄水用薬剤、手術用マスク、ビニール手袋、軍手などの救援物資を購入すると、救世軍香港及び澳門軍区の総指揮官、マーヴ・ロウランド大佐補が発表した。第2陣の支援ワーカーは、ロウランド大佐補が率いて今週木曜日(5月22日)に成都に到着する予定である。救世軍は被害のひどい地域である北川の生存被災者のために食料、飲料水、浄水用薬剤を直接手渡す計画である。ビニール手袋など医療衛生用品は、四川省行政府のNGO総合連絡事務所に寄贈して配布してもらう。
ロウランド大佐補は言う。「もし、どこかの航空会社が香港から成都まで快く運んでいただけるのなら、浄水用薬剤、手術用マスク、ビニール手袋といった物品の寄贈をわたしたちは本当にありがたくお受けします。」
2008年5月20日までのところ、救世軍は一般からの寄付金約1,100万香港ドルを受けている。この支援活動のために香港特別行政府救災基金への申請も出す。救世軍として申請する補助金の額は現地調査の実施を受けて定められる。
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