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(救世軍万国本営サイト2009年10月21日付)
インドネシアの救世軍は、スマトラ島西部で発生した地震の被災者に対する緊急支援と医療サービスを引き続き提供している。パンガン・パリアマン方面を重視して同地での体制を固めるとともに、仮設の医療テントで1日平均200人の患者を診療している。これは周囲数マイルの中で唯一の医療サービスである。これに加え、1,000張のテント、2,000枚の毛布、5,000袋の粉乳が今回の危機における最初の数日のうちに配布された。
地震から数時間のうちに、コンテナ一個分の医療関連用品と緊急物資がジャカルタからパダンへと発送された。地元行政府や村落の長と調整して、救世軍は速やかに場所を活動場所を定め、各集落の視察と最も窮乏している人への支援品提供を、苦労しながらであるが始めた。
自動車の上に崩れ落ちた建物、パダン市内にて | 救世軍によって提供されたテント。パダン・アライ地区、地震で倒壊した家の前で。 |
救世軍医療チームのリリアン・ポア医師が特設テントで患者を診察 | 救世軍医療チームは被災した各集落を訪問 |
Compassion in Action チームの一員が集落の住民の支えに
同地においてはほとんど全戸数が何らかの損害を被っており、その中のかなり多くが完全倒壊であった。各集落ともその全体がぺしゃんこに潰れた有様で、いくつかの集落は地震に伴って崩れた土砂によってほぼ覆われてしまった。
リヒタースケール7.9の地震から2週間を経た時点で約90,000世帯がなおもホームレス状態であると見られている。労力を要する数字であるが救世軍のCompassion in Action(行動する慈愛)チームは−インドネシア救世軍の11人のスタッフとボランティアが今回集まったが−可能な限り良いサービスを提供する決意を固く保っている。
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テッド・ホーウッド少佐 報
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