謙遜を求める祈り

第13週　4月30日～

祈り

愛する神様、

私たちの救世軍の指導者たちのために、世界が一つとなって祈ることができるのは、私たちにとって大きな特権です。

指導者たちがあなたの目的を達成するために、日ごとに「はい」と言って従っている献身と従順とのゆえに、あなたに感謝いたします。

この世界では、人々は往々にして他者のことを考えずに自分の価値が高められることだけを考えています。そのような中で、指導的立場にある方々が、キリストの謙遜をもって、相互のことを心に留めつつ指導することができるよう祈ります。彼らは主なるあなたに自分自身を献げました。彼らに与えられているもの、また、彼らが置かれているところをあなたのゆえに、謙遜に受け入れました。そして、そのことによる喜びが、彼らが仕える人々との関わりのうちに満ちあふれています。

主イエス様は、どのように生き、どのように指導するかについて、それまでの人たちとは異なった方法で、弟子たちに語り、示されました。同じように、今の時代の弟子たちにも、主の教えは適切なものです。

どうか私たちの指導者たちが、また、私たちキリストに従う者すべてが、自分自身のことよりも他者の益を図り、聖霊が私たちのうちに働いて、世との違いをこの世に示すことができるよう祈ります。

指導者たちの思いがキリストの思いと一致し続けるようにしてください。彼らの模範が私たち皆に霊感を与えることができるように。アーメン
 

聖書の言葉

皆互いに謙遜を身に着けなさい。なぜなら、「神は、高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになる」からです。だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。
ペトロの手紙一5章5～6節

何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、 めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」
フィリピの信徒への手紙２章３～４節

この一週間、他者の利益を図る具体的な何かを示してくださるよう主に祈りましょう。